エコシステムのSDGs推進宣言
株式会社エコシステムは、世界的に使われている瓦やレンガのリサイクルを通じ、SDGsの達成を目指します。
2018年11月SDGsビジネスコンテスト最優秀賞、SDGsビジネスアワードグローバルイノベーター賞を受賞。
同年12月、いしかわエコデザイン賞大賞を受賞。
2018 国際平和のための世界経済人会議in広島にてSDGsビジネスコンテスト最優秀賞を受賞。
ベトナム等の東南アジアや南米ボリビア・ペルーでの海外展開事業を開始。
途上国における廃材リサイクル&機能性舗装事業の実現可能性を探る。
エコシステムの取り組み
都市化が進んだ先進国やこれから都市化が進む途上国。その都市が抱える問題として、ヒートアイランド現象や熱帯夜、豪雨等が挙げられます。気候変動による影響はこれら諸問題を加速させ、都市型洪水という災害を生む可能性も指摘されています。
また、世界的に存在するレンガや瓦は都市化が進むにつれて建設解体廃棄物として多く排出され、埋め立てられたり、不法に投棄されたりする場合があります。
当社では日本国内で培ったこれら窯業系廃棄物のリサイクルノウハウ、地産地消ネットワークを有しています。国内外に向けて情報発信し、ノウハウの共有や事業展開を推進し、地球課題解決に尽力して参ります。
瓦やレンガの中身は多孔質であり、断熱性や保水性があります。これを当社では破砕して骨材として使用し、透水性や保水性といった機能がある舗装材「K-グランド」にして提供しています。
多孔質な素材で作られるK-グランドは夏の舗装面の熱さ軽減に繋がります。これは地面からの上昇気流を抑え、突発的な豪雨を抑えることにも繋がります。また気候変動による豪雨、それらに伴う都市型洪水被害を軽減し、地域の水の循環(水文学的循環)を促します。
まるで土のような表面機能をもった舗装材は景観舗装材として、都市の歩道や広場、公園の園路などを彩ります。適応と緩和の2つの側面で気候変動対策に貢献するリサイクル舗装材が「K-グランド」です。
安全な水にアクセスできない人は世界中に7~9億人存在すると言われています。そして、子どもたちの多くが水くみに時間を費やすために学業ができず、さらには汚染された水の摂取で健康を害したり、命を落とす事もある様子です。また、水くみは主に女性が担っており、ユニセフのサイトによると「世界中の女の子や女性たちが水くみに費やす1日あたりの時間の総計は2億時間」という途方もないものになるそうです。
安全な水にアクセスできるようになるということは、その国の発展や衛生状態の改善(健康)に繋がるものと考えられます。車載式生コンプラント「MOBACON」で貯水池や水路等に必要なコンクリート材料を供給し、この課題解決に対応していきます。