沿革・詳細

ナホトカ号重油流出事故の際は、重油にまみれた海砂を安全にリサイクルする製造方法および工法を開発。環境を守るだけではなく、廃棄物(=やっかいもの)とされるものを資源として使用し、アップサイクルすることを念頭に置いた、R&Dに取り組む企業です。

詳細・沿革

【 詳 細 】
●社名 株式会社エコシステム
●住所 本社 / 〒923-1121 石川県能美市寺井町ロ50番地
●代表者 取締役会長 髙田 治也
代表取締役 髙田 実
●創業 平成6年12月15日
●資本金 1,980万円
●営業内容 産業廃棄物リサイクル製品の開発施工
●営業許可 土木、舗装工事 石川県知事許可(般-23)第13509号
産業廃棄物処分業 許可番号:第01729066138号
◆中小企業創造活動促進法認定企業
◆中小企業経営革新法認定企業
◆エコアクション21 登録(0010590)
◆東京都ものづくり新集積形成事業 認定
◆H28年度補正革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金事業 採択
◆JUDI都市環境デザイン会議 会員
◆北陸銀行ビジネスコンテストミライイノベーション北陸 最優秀賞受賞

【 沿 革 】
1994年
(平成6年)
12月 石川県能美郡寺井町にて会社設立。 資本金1,000万円。
1995年 1月 特殊硬化剤の開発に着手。
4月 資本金を1,200万円に増資。
1996年 5月 浄水場の汚泥を用いた土舗装の施工を開始する。
10月 資本金を1,980万円に増資。
1997年 1月 ナホトカ号の重油流出事故が発生。重油にまみれた海砂が大量に発生。
4月 重油にまみれた海砂をリサイクルし、特殊硬化剤を利用した歩道を築造。
12月 「油によって汚染された海砂を主体とするコンクリート工法」の特許出願を建設省とともに行う。
1998年
(平成10年)
4月 瓦廃材のリサイクルに着手。
8月 浄水場の汚泥を用いた特許を出願。
10月 瓦廃材を用いた特許を出願(2件)。
1999年 1月 本社を金沢市に移転。
2月 「K-グランド」が石川県リサイクル認定製品となる。
4月 「K-グランド」の登録商標出願(2000.8.18登録)。
6月 石川県創造的中小企業支援融資認定。
8月 瓦破砕機導入。
11月 産業廃棄物処分業許可を得る。
2000年 9月 瓦廃材を用いた特許を出願(2件)。
2001年 4月 「 左官用の骨材と、それを使用する左官工法 」特許出願 。
7月 「かわらかべ」の登録商標出願(2002.7.19登録)。
9月 「コンクリート用の混和材と、それを使用するコンクリート製品、複合コンクリート製品」の特許出願をする。
2002年 11月 経営革新法の認定を得る。
2003年 3月 「瓦舗装方法」の特許を出願(2007.11.2特許)。
7月 「瓦廃材利用の透水性舗装用の表面被覆骨材と、透水性舗装材料とこれを利用した舗装体、並びにこれらの製造方法」の特許出願をする。
2004年 9月 「K-グランドコート」「かわらかべ」「かわらコート」が石川県リサイクル認定製品となる。
2005年 4月 「トンネルの内壁およびトンネルの内壁の改修方法」の特許出願 (2008.10.10特許)
5月 ISO9001:2000認証取得。
8月 東京都ものづくり新集積形成事業にエコシステムの参加する「エコネットワークス」が認定第1号となる。
2007年 3月 「K-グランド(CO)瓦コンクリート」が石川県リサイクル認定製品となる。
2008年
(平成20年)
8月 いしかわ事業者版環境ISO 登録。
2009年 11月 本社を能美市に移転。
2011年 3月 瓦チップ・瓦砂が石川県エコ・リサイクル認定製品となる。
2013年 7月 岐阜県のリサイクル認定製品となる。
11月 静岡県のリサイクル認定製品となる。
2014年 10月 滑り止め塗材「スベラサンド」を上市。
2015年 5月 砂利固化剤「トバサンℤ」を上市。
5月 エコアクション21取得。
2017年 4月 革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金事業に採択される。
5月 金沢工業大学と共同開発契約締結。
12月 北陸銀行ビジネスコンテストミライイノベーション最優秀賞受賞。
2018年 9月 金沢工業大学において実務家教員を拝命する。
11月 2018国際平和のための世界経済人会議のSDGsビジネスコンテストで最優秀賞受賞。
一般社団法人BoP Global Network JapanよりSDGsビジネスアワード グローバルイノベーター賞を受賞。
12月 いしかわエコデザイン賞2018 製品部門において大賞受賞。
2019年 7月 ボリビアへ廃瓦・廃レンガの自主調査を実施。
2020年 9月 環境省 令和2年度 我が国循環産業の海外展開事業化促進業務 採択。ベトナムの廃レンガ・廃瓦のリサイクル可能性調査事業をはじめる。
12月 ベトナム国立建設大学・AUREOLE GROUPとMOU締結。
2021年 3月 経済産業省「適応グッドプラクティス事例集」に掲載開始。
4月 JICA 中小企業・SDGsビジネス支援事業 基礎調査 採択。ボリビアの調査をリスタートさせる。
8月 環境省令和3年度 我が国循環産業の海外展開事業化促進業務 採択。ベトナムの調査を更に進め、実証試験を行う。
2022年 9月 経済産業省 令和4年度技術協力活用型・新興国市場開拓事業の実現可能性調査(適応FS) 採択。
ベトナムの更なる調査を開始。
10月 AOTS事業にてボリビアで専門家派遣実施。
2023年 10月 石川県 ニッチトップ企業創出支援事業 採択。
12月 JICAニーズ確認調査(ペルー) 採択。
2024年 1月 国連ハビタット事業にてネパールで廃材リサイクル実証とワークショップ開催。

 

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